雪と倒木のデータプラットフォームの活動報告
本プロジェクトに関する日々の活動や、最新の進捗状況をお届けします。
プロジェクトのご紹介
- 背景
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近年、豪雪や強風・台風などの極端気象の増加により、道路や送電線での倒木被害や積雪被害が社会インフラに大きな影響を及ぼしています。特に山間部や積雪地域では、着雪による倒木や枝折れが発生しやすく、交通障害や停電、復旧作業の長期化につながるケースが増えています。
一方で、雪や倒木に関する情報は自治体、道路管理者、電力・通信会社など複数の機関に分散しており、被害状況や危険箇所を迅速に把握・共有することが課題となっています。
そこで本データプラットフォームは、現場情報などを一元化し、架線障害や道路状況を共有するシステムと組織を構築しました。関係機関が共通の情報を活用することで、迅速な復旧対応、効率的な作業・管理を支援し、安全で持続可能な地域づくりに貢献することを目指しています。 - 目的
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・架線障害状況と復旧作業情報の一元管理
・関係機関間での迅速な情報共有
・地域インフラのレジリエンス向上
ロードマップ
| 2023年 | ・雪と倒木のデータプラットフォームの発足 ・長岡市・東北電力ネットワーク新潟支店・NTT東日本新潟支社など参加 |
| 2024年 | ・新潟県長岡地域整備部参加 ・実運用開始 |
| 2025年 | ・第40回寒地技術シンポジウム計画部門寒地技術賞を受賞 ・小千谷市参加 |
今後の展望
- 2026年 広域展開に向けての組織の改編
- 2027年 広域展開での試行運転
- 2028年 広域エリアでの実運用
導入前後の比較
導入前
電話・メール中心
情報が担当者ごとに分散
状況把握に時間がかかる
導入後
地図上で情報共有
写真付きで現場状況を共有
対応履歴を一元管理
実施内容
情報一元化システムを活用して、画像やコメントなど投稿者が入力した情報を参加機関が確認し対応状況などもそれぞれ入力している。
雪の倒木だけではなく、夏には架線の垂れ下がりや断線の復旧作業などにも活用している。また、家屋の倒壊情報なども共有し、通電火災防止にも役立てている。
表示例


主な機能
✅ 被害位置の地図表示
✅ 写真・コメント投稿
✅ 対応状況の共有
✅ 関係機関との情報連携
✅ 履歴管理
✅ スマートフォン対応
実績
主な実績として、2024年12月から実運用を開始し、実際に架線障害復旧作業に活用している。第40回寒地技術シンポジウム計画部門賞を受賞した。
現在の取組状況
7機関(新潟県・長岡市・小千谷市・
NTT-ME・東北電力NW等)
参加中
2024年12月
実際の架線障害復旧作業に活用 運用開始
31件
現在までの対応実績数
CTC AWARD2025
受賞


参加機関からの評価
- 「現場確認の状況の共有」
被災現場の画像と位置情報がシステム上で共有できるので対応を進めやすい。 - 「電話連絡が減り、対応状況が把握しやすくなった」
PFに書き込むと、依頼先から「これから現場を確認します」など回答の書き込みが見られて依頼内容が伝わったことが見えるところと、対応が終わったことの書き込みをしてもらえるので、対応が終わったことを確認できるところ。PFがないときは、1件1件何回も何回も電話で確認していたので、この点がすごく良かったと思う。 - 「依頼内容の認識違いが少なくなった」
これまでは電話しかなかったので、システムに登録することによって、非常に安心感がある。どなたが受けたのか、どういう状況になっているのか、お願いした内容の進捗状況が確認できるところが安心感につながっているのかと思う。システムなので証跡が残るということがいいところだと思う。
組織について
プロジェクト総括:国立大学法人長岡技術科学大学地域防災実践研究センター
事務局:株式会社シルソナ
